猫の傍らで映画を観るしあわせ |
こらこら、イジメちゃいけませんよ。
せっかくなので(?)、子守もしてもらおう。
そしてかあちゃんは、ソファーでお休み中の傍らにそっと陣取って、今夜はこのDVDを。
観たかったのに長らく観れていなかった、2003年の映画。ペドロ・アルモドバルが製作に参加ということでずっと気になっていたのでした。
遠い未来よりも、今日と明日を生きようという気持ち、3.11以来、覚悟のようになっている。理由や形はちがうけれど、同じように、その想いが静かに、迫ってくる。そう、私たちは、限りある生命の時間を、出来る限り幸福に生きなくてはならない。そして、そう思えば思うほど、人は一人では生きてゆけない。
切ない想いで画面に見入っている最中に、傍らでこんな風に腕をつかまれていると、ああ、この子にも支えられているんだと、実感するのでした。
物語を彩る音楽もすばらしい映画。ブロッサム・ディアリーが会話に出てくるのがうれしかったな❤
サントラを入手したくなったけど、絶版のようでした。残念;
遅まきながら、ずっと心に残る1作との出逢いに、感謝。