Very Yokohama night (@Thumbs Up) |
カオルアが湧かせたサムズアップの翌日は一転、イカすオトナのオトコたちの夜=スタンブルが所属するレーベルで、人気ドラマーの椎野恭一さんが立ち上げた[DEEP ORANGE]の、SESSION Vol.1。
前半、会場をコーフンのるつぼにした超絶ブルージー・シンガー、ムーニーさん&エクスタティックなハーモニカの石川二三夫さん、後半の、穏やかなマイペース感に貫かれたスタンブル・バムとバックを務めた椎野さん、田村玄一さん(ペダルスティール)などなど、出演者のおそらく大半は40代から50代の、世間的に言えば「おじさん」世代。
ゴリゴリのブルースナンバーもスローバラードも、すべてに共通するのは、しなやかな成熟。そして、それぞれににじみ出ているものが、文句なくカッコいい!
時折見せる笑顔(オトナのオトコはしょっちゅうヘラヘラ笑わないし・・・それとも単にシャイだから?)もとてもいい感じ。
オレはコレで行くからという確固たるアイデンティティを持って表現活動をしている人たちは、世代なんか関係なく、無条件にイカすなあ。。。
(しかし、このライヴ写真、どヘタです;; ゴメンなさい~!)
そして、たぶんサムズだけじゃないんだろうな、横浜という街の音楽シーンにある、特別な、マグネティックな空気。港町であることや米軍基地の存在が、この街の雰囲気を独特なものにしているんだろうけど、そこに集うミュージシャンやお客さんの佇まいも、何かが「違う」ような気がする。
東京にはありとあらゆるものが集まっているけど、横浜なような雰囲気は絶対にないし、生まれないかもしれないなあ。
椎野さんと、スタンブルのベース担当・笠原さんは地元・横浜出身。そのことも手伝ってか、この夜のサムズは、いつにも増してリラックスした心地よさ。
身も心も、音楽にゆらゆらと漂う夜でした。
本日のオマケ。
連日出かけっぱなしのハハにおかんむり気味のわかばさん。
この立派な前脚の猫パンチ、かなり利きます;;