京橋 MEI-DI-YA |
西洋美術史というクラスを取っていて、ブリジストン美術館常設作品のレポートを書くのが課題だったため、毎週のように行っていた。そこで知ったのは、藤田嗣治、ジョルジュ・ルオー、それと、帰りに千疋屋フルーツパーラー(笑)。
その後はずっと、数年に1度行く程度の、遠くにありて、それほど思うこともない街に。
今日はスウェーデンの作家さんの展示会に連れて行ってもらった、その帰り。
明治屋京橋ストアー。子供の頃からあった、異国への扉のようなお店。青山の紀ノ国屋や元町ユニオンみたいな。(HPからお借りしました)
お昼をそこの地下で食べましょうということになったのだけど、レストランがあるとは知らなかった。
「京橋モルチェ」・・・主導のガラス戸を開けた瞬間、視界に拡がる「昭和」ワールド!
(画質がよくない写真ばかりでゴメンなさい;)
いただいたチキンドリアも、正しい洋食の佇まい。名物は400gもあるハンバーグだそう。
一見素っ気ないようでいて、バランスのとれたシンプルな世界。時間が止まったような、古い老舗ホテルのロビーを連想させる。オークラとか帝国とか、なくなっちゃったキャピトル東急とか? あと、近い雰囲気を感じたのは、自由が丘のモンブランかな。
入り口すぐには立ち飲みができるカウンターバーとダイナーの合いの子みたいなスペース。メニューの古さ豊かさお値段の可愛さにも脱帽!(このショットじゃ見えないかな;) でも、コムスメや若造を寄せ付けない厳格さがどこかにあるのです。実際、見かけるのはほとんどが初老以上の紳士淑女。
次回は、このドーナツを食べに、絶対また来るぞー!!
今日のオマケ
今朝の目黒川畔。満開でなくとも、すでに美しい