Altogether Alone |
若い頃に出逢って大好きになって、そしてアナログをCD化する仕事をしていた時代に、「世界初CD化」した。
大好きな音楽の仕事に就けてラッキーだったけれど、自分が本当に好きな音楽に関わることができるチャンスは、当然のことながら、そんなに頻繁ではなかった。
その数少ないモーメントの一つが、この2作。
ダミ声の、地味な、でも魔法のようなメロディーを紡ぎ出す逸材、ハース・マルティネスの、
[Hirth from Earth](1975)と[Big Bright Street](1977)。
それにつけても、このバックカバーの写真はどう見ても「アッと驚く・・・・」の人みたいだね(笑)
何年たっても古臭くならない音楽の多くが70年代発という事実の不思議、そしてリアルタイムでそれらと出逢うことができた幸運。
もちろん、いつの時代にも優れた音楽は多かれ少なかれ生まれているのも事実だけれど。
でも、やっぱり、70年代は自分にとって特別な音楽がすこぶる多い。
20世紀の名曲のひとつ、Altogether Aloneは、いつ耳にしても懐かしくて新鮮で。
この歌をナマで聴けるチャンスが、また巡ってくるのですって
[Hirth Martinez - Summer Tour 2010]
東京のライヴは7月15,16日@表参道FAB
待ち遠しいなあ
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