旅情 - Helsinki |
旅情をかきたてられる、ロマンティックなつくりの、欧米都市の鉄道ターミナル。
大地を走る線路と、空が見える窓のカップリングが要かも。
上野駅もそんな感じですものね。(そういえば、もう何年も行ってないなあ)
駅構内。高い天井のこんな窓も、仰々しくないシャンデリアも、すてき。
旅情とはほど遠かったのが、ヘルシンキ初日の夕方。テキトーなバスに乗ったら、とんでもない方向へ。
終点は、鄙びた港湾エリアの空き地。悪い人にさらわれても文句言えなさそうな;;
運転手さんは英語を解さず、コミュニケーション破綻。彼は哀しそうな表情で会話を諦め、街へ戻る便の乗務時間まで、寒そうなのに外でタバコを吸っていた。
ゴメンなさい、行き先も確かめずに乗り込んだ私たちが悪うございました;;
無事に帰れて、今は笑える旅の想い出のひとつになったけど(苦笑)
そんなアクシデントの前、カフェでひと休みしておいてよかった。
甘さおさえめ、美味しいダークチェリーのタルトと、香りのよいコーヒー。
カップ&ソーサーとプレートは、大好きなArabiaのKoko。キレイなブルーと、白。