美しい映画 ~ 『ヤコブへの手紙』 |
豪華さも甘さもなければ、笑いもお茶目さも、ない。
そこにいるのは、元・終身刑囚の女と、人生相談の手紙を受け取る牧師。
在るのは、ひなびた教会とボロボロの牧師の家と、そして太陽の光と白樺の林。それだけ。
そんなフィンランドの映画に、心を鷲づかみにされた。
質素で、華はなく、そして、突然の嵐のように、胸を揺さぶられる。
『ヤコブへの手紙』
試写を見せていただく機会があって、そこで配布されていた資料
映画が伝えたかったことをきちんと受け止めた、素敵な仕上がり。
ものすごく、お薦めの作品です!
『ヤコブへの手紙』
2011年1月 銀座テアトルシネマにてロードショーだそう。
http://www.alcine-terran.com/tegami/