写真のチカラ |
途中、人影もまだまばらなミッドタウンの地下で、たくさんの写真が展示されていた。あとで調べてみたら、「30000人の写真展」という、一般から公募した写真展。
家族や動物、風景など、ふつうの人が普段の生活の中でとらえた瞬間の数々。いそいそ歩きながら横目で眺めただけでも、ふわりとあたたかいものが伝わってきました。
プロフェッショナルの技術やセンスには絶対的な違いがあるといつも思う。逆立ちしたって、彼らのようにすごい写真は撮れない。今はカメラがいいから、シロートでもそこそこの写真が撮れるのは事実だけど。
ただ、こうも思う。人の心を震わせる作品に、玄人素人という線引きがなくなることもあるんじゃないか。最高の瞬間にシャッターを切れたかどうかという運と、そして、被写体へのあたたかい視線。その2つがそろった時には、すごくパワフルな写真が撮れるような気がする。もちろん、シロートにはそんなチャンスは、めったにつかめないけど。
でも、展示されている写真の多くは、そんな瞬間を捉えているようでした。時間をかけてゆっくり眺められたらなあと、1回だけシャッターを切って、後ろ髪ひかれながらも、急ぎ足をゆるめることはできず。あぁ、勿体ない(^^;) 東京での展示は残念ながら今日まで。このあと、全国を巡回するようです。
少し気温が下がったけど、今日は湿度が高かったかな;
朝顔が、きれいに咲き始めた。
数日前の、鎌倉の緑。
夏は、本番。